上司から業務を良くしていきたいから何でも意見があったら言ってねと言われたことありませんか。でも、実際に意見を言うのは簡単ではありませんね。
上司に意見を言うというだけでも心理的な壁があるのに、意見を言うなら提案も一緒に持っていかないといけないと考えすぎたり、意見を聞いてもらう時間を頂戴することに気を使ったりして、やっぱり止めてしまうことが多いかと思います。
本音で話せばいいのでしょうが、本音を言っても伝わらないのではないかと、結局心のどこかで思っている。
会社によっては、意見を言うことや、提案することを評価する人事制度を作っているところもあります。その制度がうまく機能することもあるでしょうが、それでも上司に意見が言いにくいということもあるようです。
まず、上司に無理してまで意見を言う必要はありません。意見を言うことで心に重荷を抱えるぐらいであれば、無理に言わなくて大丈夫です。上司の方で何か気になっていることがあるのであれば、もっと具体的に意見を求めてくるでしょう。そのときに、もし意見があるなら答えればいいかと思います。
意見とは、ある問題への自分の考えなので何を言っても構いません。自分の考えであれば何を言っても間違いではないので、意見とは幅が広いものです。この広さが逆に言い難いのかもしれません。相手が何を期待していて、何を言えればいいのかがはっきりしている方が楽です。
意見に近いけど違う言葉に相談があります。相談の場合は上司から何かの判断であったり、上司の見解を求めるものになるので、部下からすると意見を言うより相談を持ちかける方が狙いがはっきりするので簡単です。なので、何でもいいから意見があれば言ってねと言われたら「意見ではないのですが、ご相談があります」と返すやり方があります。
上司が何でもいいから意見を言ってねと言うときは、単に現場のご機嫌を取るためにいう人もいるかもしれませんが、普通は現場の問題を吸い上げて、可能なら問題を解決してしまうことを目的にしています。意見を言わずに相談で返すということは、上司からすれば現場の問題も把握できて、問題を解決するための選択肢も提示されるのでメリットは大きいです。
このように何でも意見を言ってねと上司に言われたら無理に意見がなければ言わなくても大丈夫ですし、意見を言い換えて相談という形で返す方法もあります。いずれも上司とのコミュニケーションのきっかけなので、無理せず有効活用すればいいかと思います。
オーナーYukaより 私も部下の意見を全て解決、もしくは聞けてあげたという全ての自信はないです。 ただ言えるのは部下が意見を伝えてくれることは、本当に考えていると思うことの方が多かったです。さらにどんな事に気づいてくれたのかなど、部下が気にしてくれていた点が個の力であったりもすることがあったので気にせずあなたが思うタイミングで意見はお伝えしていってもらいたいと思い、記事にしてもらいました。 上司や会社からすると世の中の進むスピードも速い中で、様々な意見や気になったことを聞きながらヒントも得たいはずです。誰も答えがないからこそ特にね。 記事の中にあった上司も部下も相談というスタイルはとてもいいなと思いました! 上司も是非部下に相談してみてほしいですね! 他にも上司に意見を言いたい時に「どんなコミュニケーションスタイルを持つことで案外上手く出来た方法など」他にもあれば是非お聞かせいただきたいです。
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